ある春の日、近所の猫がひょっこりやってきました。
くすんだベージュとオレンジが混ざったような毛色に、ミントグリーンの瞳。物静かで行儀が良いのに、気になるものには一直線——そんなギャップがたまらなくかわいい子です。
「この子をアニメキャラにしたらどんな感じになるんだろう?」
ふと思った私は、ChatGPTとGemini、2つのAIツールで猫(ペット)の擬人化イラストを生成してみることにしました。
使ったのは無料プラン。プロンプト(AIへの指示文)も初めて作ってみました。
結果は……同じ指示なのに、全然違うキャラクターが生まれました!
この記事では、実際に生成した画像を並べながら、2つのツールの違いをわかりやすく比較します。「AIで画像生成って難しそう」と思っている方にこそ、読んでほしい内容です。

まさかこんなに違うキャラになるとは思わなかったよ!同じ指示なのに個性が出るんだね〜
ChatGPTとGeminiってどんなツール?【簡単おさらい】
擬人化チャレンジの前に、今回使った2つのツールをざっくりご紹介します。
ChatGPTは、アメリカのOpenAIが開発したAIツール。文章を書いたり質問に答えたりするだけでなく、画像生成機能(DALL-E)も搭載されています。無料プランでも画像生成が試せますが、1日の生成枚数に制限があります。
Geminiは、Googleが開発したAIツール。GoogleアカウントがあればすぐにログインできるのがGeminiの便利なところ。画像生成機能(Imagen)も無料で使えますが、こちらも枚数制限があります。
どちらも日本語のプロンプトに対応しているので、英語が苦手でも安心して使えます。
| ChatGPT | Gemini | |
|---|---|---|
| 開発 | OpenAI | |
| 画像生成 | DALL-E(制限あり) | Imagen(制限あり) |
| 無料プラン | あり | あり |
| 日本語対応 | ◯ | ◯ |
| ログイン方法 | メール・Googleなど | Googleアカウント |
⚠️ 無料プランの仕様は変更されることがあります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

Geminiはいつも使ってるGoogleアカウントでそのままログインできるから、ハードルが低くて助かったよ!
AIへの指示文「プロンプト」はこう作った|ペットの擬人化
「プロンプト」とは、AIへの指示文のこと。どんな絵を描いてほしいか、AIに伝える言葉です。
難しく考えなくて大丈夫。猫の特徴を言葉で説明するだけでOKです。
今回の猫ちゃんの特徴はこちら。
- 毛色:くすんだオレンジとベージュが混ざったグレージュ
- 瞳の色:ミントグリーン
- 性格:物静かで上品、気まぐれ、気になるものには一直線
この特徴をもとに、プロンプトを作ってみました。
【実際に使ったプロンプト(日本語版)】
くすんだウォームベージュ〜グレージュの毛並みを持つ猫を、
人間の女性として擬人化したアニメ風イラストを描いてください。
・髪色:くすんだオレンジとベージュが混ざったグレージュ
・瞳の色:ミントグリーン
・性格:物静かで上品、でも気まぐれ。気になるものには一直線
・服装:落ち着いたアースカラーのワンピース
・表情:クールで少し気だるそうだが、どこか愛らしい
背景は淡いナチュラルカラーで、全身イラスト希望。
ポイントは色・性格・服装・表情をセットで伝えること。これだけで、AIがキャラクターのイメージをぐっと掴みやすくなります。
「英語の方が精度が上がる」とも言われますが、今回はあえて日本語で統一して試しました。それでもちゃんと生成できたので、日本語で十分だと感じましたよ。
① 基本は日本語でも英語でもOK
- 最近の画像AIは多言語対応がかなり進んでいる
- 日本語でも英語でも、構図・キャラ・色はほぼ再現される
👉初心者さんには安心ポイント✨
② 英語の方が「解釈が安定しやすい」こともある
- 学習データが英語寄りなことが多い
- 細かい指示(質感・ライティングなど)は英語の方が通りやすい場合あり
例:
- “soft lighting”
- “high quality anime style”
- “detailed shading”
③ 日本語は「世界観の表現が強い」
ここがめちゃくちゃ良いところ👇
- 「儚い」「気だるい」「上品」など
→ ニュアンス系は日本語が強い
今回のプロンプト、まさにこれで👇
👉雰囲気づくりはかなり日本語が活きてる
④ プロンプト・英語と日本語の違い|結論
日本語でも十分クオリティの高い画像は作れる。
ただし「精度」を求めるなら英語、「世界観」を重視するなら日本語。
両方を組み合わせるのが最強。

猫の特徴を言葉にする作業、思ったより楽しかった!色の説明が難しくて、AIに色名を聞きながら作ったよ(笑)
ChatGPTとGeminiの生成結果を比べてみた!同じ指示でこんなに違う
同じプロンプトを使ったのに、2つのAIが生み出したキャラクターは全然違いました。順番に見ていきましょう。
ChatGPTが生成したキャラクター

一言で表すなら、「温かみのある森の少女」。
くすんだブラウンのロングヘア、ミントグリーンの瞳、猫耳としっぽもしっかり再現されています。アースカラーのワンピースに白いブラウスを合わせた、どこかナチュラルで懐かしい雰囲気。川辺の緑豊かな背景も相まって、やさしくほっこりした印象です。
猫ちゃんの「物静かで行儀が良い」という性格が、柔らかな表情にしっかり出ていると感じました。
ちなみに私がいつも使っているChatGPTは、これまでの会話の流れを覚えています。
「温かみのある雰囲気」になったのは、もしかして私の好みや性格を反映してくれたのかも?と思うと、なんだかちょっとうれしくなりましたよ。

AIって、こういう時も寄り添ってくれるんだね〜
Geminiが生成したキャラクター

一言で表すなら、「クールな森の文学少女」。
グレージュのロングヘア、ミントグリーンの瞳はChatGPTと同じ指示なのに、雰囲気はがらりと違います。モスグリーンのワンピースにテラコッタのカーディガン、手にはなぜかノートとペン。霧がかった森の小道を背景に、2ポーズで登場するという予想外の展開でした(笑)
同じ猫ちゃんなのに、こちらは「気まぐれで、気になるものには一直線」という面が前に出た感じ。ノートを持っているのも、何かを観察・記録しているようで、確かに猫っぽいかも?と思えてきました。
2つを並べてみると…
| ChatGPT | Gemini | |
|---|---|---|
| 全体の雰囲気 | 温かみ・やさしい | クール・大人っぽい |
| 髪色 | ブラウン寄り | グレージュ寄り |
| 服装 | ブラウンワンピース | グリーンワンピース+カーディガン |
| 背景 | 川辺・明るい | 霧の森・幻想的 |
| ポーズ数 | 1ポーズ | 2ポーズ(全身+バストアップ) |
| 小道具 | なし | ノート・ペン |
同じ猫ちゃんから、こんなに違うキャラクターが生まれるとは!
AIにもそれぞれの「個性」があるんだな、と実感した瞬間でした。

Geminiがノートを持たせてきたのには笑っちゃった!でも言われてみれば、気になるものを観察する猫っぽさがあるかも(笑)
まとめ:AIイラスト比較、やってみてわかったこと
今回、近所の猫ちゃん(ペット)をChatGPTとGeminiで擬人化してみて、気づいたことをまとめます。
① 同じ指示でも、AIによって個性が出る ChatGPTは温かみのあるやさしい雰囲気、Geminiはクールで大人っぽい雰囲気。どちらが正解というわけではなく、用途や好みで使い分けるのが正解だと感じました。生成AIは会話を重ねると、その人の好みを把握するので、好みを反映しているのでは!?とも感じられました。ただし、プロンプトをもっと細かく指定すれば安定すると感じます。
② プロンプトは日本語で十分 「英語じゃないとうまくいかないのでは?」と不安でしたが、日本語のプロンプトでもしっかり意図が伝わりました。まずは日本語で気軽に試してみてください。
③ 無料プランでここまでできる 課金なしでこのクオリティが出せるのは、正直驚きました。AIの画像生成、思っていたよりずっと身近です。
④ 「遊び」から始めるのが一番 今回のように、好きなものや身近なものをテーマにするのが、AI活用の一番楽しい入口だと思います。難しく考えずに、まず試してみることが大切です。

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